現代語訳

・「往古、天・地・泥が分かれておらず、それが分かれる兆しとしてアウ※(泡泥)がメヲ※(陰陽)に成り始めた
 ・ヲ(陽)は天となり、これが日輪(太陽)となった
 ・メ(陰)は地となり、これが月となった」

<<前   次>>

用語解説

・アウ:陽陰が分離する以前の混沌を指す
・メヲ:陰と陽という対極の概念を指す(この後は、天地、男女、月日、魂魄 などという意味合いで使用される)

<<前   次>>


原文(漢字読み下し)

・往(い)にし代(え)の 天(あめ)・地(つち)・泥(うひ)の
・際(きは)無(な)きに 兆(きさ)し分(わ)かるる
・アウの陰陽(めを) 陽(を)は天(あめ)となり
・日輪(ひのわ)成(な)る 陰(め)は地(くに)となり
・月(つき)と成(な)る

<<前   次>>

現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります