現代語訳

・ある日、ワカヒコ(後のアマノコヤネ)は代殿(タカギ)の元へ向かった
 ・そのとき、"黄金が噴出したという逸話"について尋ねた
・すると、タカギは このように答えた
 ・「日の君(アマテル)の宮(ヤマテミヤ)には、宮を守るカラスが居た
 ・そのカラスが黄金を吐けば、終いには木も茅も黄金を放つようになった
 ・また、海の砂も海鼠(ナマコ)も同じく黄金に見える有様であった
 ・これを以って、そこはヒサミルヤマ※と称えられるようになったのだ」

※ホ4文「アマテルをヒタカミに預ける」には、アマテルが全身から光を吹き出して八方を黄金に染めた逸話が記される

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用語解説

・ヒサミルヤマ:アマテルの貴霊を受けて黄金に輝いた山

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原文(漢字読み下し)

・ある日(ひ)ワカヒコ
・代殿(かうとの)に 上(のほ)り黄金(こかね)の
・放(はな)を問(と)ふ

・タカギ答(こた)えて
・日(ひ)の君(きみ)の 宮守(みやまも)るカラス
・黄金(こかね)吐(は)く ついに木(き)・茅(かや)も
・黄金(こかね)放(さ)く 砂子(いさこ)・海鼠(うみこ)も
・然々(しかしか)と 眺(なか)め違(たか)わす
・黄金(こかね)放(さ)く 日栄(ひさ)見(み)る山(やま)と
・称(たま)ゑ給(たま)ゐき

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります