現代語訳

・(神武)42年(上鈴99年)1月3日キミヱ、君は代嗣の詔を発した
 ・「カヌナカワミミの尊を代嗣御子とする
 ・鏡の臣はウサマロ※、モノヌシはアタツクシネ※とし、御子の両羽の臣となれ
 ・また、ミケナヘマツリモフスヲミ(神饌供え祭り申す臣)のヲモチキミ(ウマシマチ※)は共に助けよ」

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用語解説

・ウサマロ:アメタネコとウサコヒメの子
・アタツクシネ:クシミカタマとミラ姫の子
・ウマシマチ:ニギハヤヒとミカシヤヒメの子で、十種神宝を献上した功績によって物部の姓を賜る

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原文(漢字読み下し)

・四十二年(よそふとし) 一月三日(はつみか)キミヱ
・カヌナカワ ミミの尊(みこと)お
・代嗣(よつき)御子(みこ) 鏡(かかみ)の臣(とみ)は
・ウサマロと アタツクシネは
・モノヌシと 御子(みこ)の両羽(もろは)そ
・国政(くにまつ)り 神饌(みけ)供(な)へ申(もふ)す
・ヲモチ君(きみ) 共(とも)に助(たす)けよ

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります