現代語訳

・時にウガヤからヰツセに詔があった
 ・「ヰツセはタガノヲキミとなるべし
 ・そして、オシクモクシミカタマを左右の臣とせよ
 ・また、アメタネコ※は御子のオオンモリ(幼少の皇太子の守役)とせよ
 ・御子のタケヒト(イワレヒコ)は、まだ5歳である
 ・そこで、イワクラは宮内の局を預かれ」

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用語解説

・アメタネコ:コヤネの孫、オシクモの子。神武天皇よりナオリナカトミカミを賜り、中臣氏の祖となる

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原文(漢字読み下し)

・時(とき)にヰツセに
・御言宣(みことのり) タガの央君(をきみ)と
・オシクモと クシミカタマと
・左右(まて)にあり タネコは御子(みこ)の
・大御守(おおんもり) 御子(みこ)タケヒトは
・歳(とし)五(ゐつ)つ またイワクラは
・宮内(みやうち)の 局(つほね)預(あつ)り

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります