現代語訳

・(カナサキは続けた)
 ・「こうして二尊が和合した後、アワ※(アワ歌・アワ国)を胞衣(基盤)として国々をなした
  ・それは、ヤマト秋津州(本州)、淡路島、伊予阿波二名、隠岐三子、筑紫・吉備の子、佐渡・大島であった
 ・この後、海・川・山の幸はじめ、木祖のククノチ※カヤノヒメ※ノヅチ※もなった」

※原文を見ても、二尊が物理的に産んだという風には捉え難い

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用語解説

・アワ:主に"陽と陰"を指し、天地・日月・男女・上下など"対極する要素が和合する様"を指す語として用いられる
・ククノチ:木を治める神霊と捉えられる
・カヤノヒメ:草花を治める神霊と捉えられる
・ノヅチ:野を治める神霊と捉えられる

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原文(漢字読み下し)

・和(やわ)してアワお
・胞衣(ゑな)として ヤマト秋津洲(あきつす)
・淡路島(あはちしま) 伊予阿波二名(いよあわふたな)
・隠岐三子(おきみつこ) 筑紫(つくし)吉備(きひ)の児(こ)
・佐渡(さと)大島(うしま)

・生(う)みて海(うみ)・川(かわ)
・山(やま)の幸(さち) 木祖(きをや)ククノチ
・茅(かや)の姫(ひめ) 野槌(のつち)も生(な)りて

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります