現代語訳

・南の御門(枯生門)の柱の太さは30寸(約91cm)、門の幅は3丈(約9.1m)、門の高さも3丈(約9.1m)とせよ
・桁の上(貫の長さの上増し)は6尺(約1.8m)とせよ、これは年数(60寸=ヱト1巡の年数)である
・(貫の)太さは30寸(約91cm)とせよ、これは1月の長さである
・円・方ともに屋造りの基はトコタチである
 ・"ム"タミメ※を結んで室屋を造り、民を生む
 ・その後、"ヤ"のタミメを結んで社が成る

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用語解説

・タミメ:四十九神(根源神と元明四十八神)を手の造形で表現したものであり、様々な現象を起こすことが出来る

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原文(漢字読み下し)

・南(さ)の御門(みかと) 柱(はしら)は三十寸(みそき)
・幅(はは)三丈(みたけ)  高(たか)さも三丈(みたけ)
・桁(けた)の上(う)え 六尺(むた)は年数(としかす)
・太(ふと)さ月(つき)

・円(まる)・方(けた)ともに
・屋造(やつく)りの 基(もと)はトコタチ
・ム手(て)結(むす)ひ 室屋(むろや)造(つく)りて
・民(たみ)お生(う)む 後(のち)ヤ手(て)結(むす)ひ
・社(やしろ)成(な)る

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります