ホツマツタヱ23文 衣定め 剣名の文:逆矛の必要性【8】
現代語訳
・(アマテルは続けた)
・「逆矛によって討ち治めるため、逆矛も宝なのである
・かつて、イサナミはこう言った
・『反れて誤れば、日々に千頭(千頭=1000人の臣司)を殺す』
・対して、イサナギはこう言った
・『良かった、なれば反らせずに千五百頭(1500人の臣司)を生もう』
・こうした経緯でイサナギは調の道を生んだ
・そして、調の道によって治まった1500村は大年の瑞穂(多大な収穫成果)を得ることが出来た
・ヒカシラ(日の昇る方角)は"ヒタカミ(東の方角)"からである
・調の教えによって治まった村はヤスクニのチヰモムラ(1500村)と言い、そこには皆 頭(司)がある
・今、これらを合せて3000守が治めている
・天地が離れて遠かったのなら、守が私立することだろう(例:オホナムチが治める出雲)」
用語解説
原文(漢字読み下し)
・逆矛(さかほこ)も 討(う)ち治(をさ)む故(ゆえ)
・宝(たから)なり イサナミ曰(いわ)く
・誤(あやま)たは 日々(ひひ)に千頭(ちかうへ)
・殺(ころ)すへし イサナギ曰(いわ)く
・麗(うる)はしや 千五百(ちゐも)の頭(かふへ)
・生(う)まんとて 生(う)みて教(をし)ゑる
・調(と)の道(みち)お 受(う)けて治(をさ)むる
・千五百村(ちゐもむら) 調(と)の道通(みととほ)り
・大年(おおとし)の 瑞穂(みつほ)得(ゑ)るなり
・日上(ひか)し所(ら)は 日高(ひたか)みよりそ
・治(をさ)まりし そのヤス国(くに)の
・千五百村(ちゐもむら) 皆頭(みなかうへ)あり
・今(いま)これお 合(あ)せて三千(みち)の
・守治(かみをさ)む 天地(あめつち)離(さ)りて
・遠(とお)けれは 私立(わたくした)つる
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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