ホツマツタヱ2文 天七代 床酒の文:イサナギ・イサナミの結婚【10】
現代語訳
・「アワナギはネのシラヤマ(白山)の麓からサホコチタル(山陰地方)までを治めて、タカヒト(イサナギ)を生んだ
・また、5代目タカミムスビのトヨウケ※の娘にはイサコ(イサナミ)がいた
・タカヒトとイサコを結び付けるためにハヤタマノヲを仲人としたが失敗した
・そこで、コトサカノヲを仲人としたことで、やっと婚姻が成立した
・二尊の婚姻が成立すると、ケタツボ(地方の都)の西南のツクバのイサ宮で結婚した
・この際、二尊は名をイサナギ・イサナミとして、七代目を引き継いだ
・二尊は交わる時に床酒や、経矛を以って、子をもたらした(法と戒を以って繁栄をもたらしたとも取れる)」
用語解説
・トヨウケ(トヨケ):イサナミの父であり、五代目タカミムスビに当たる。いわゆる豊受大神に当たり、多大な功績を遺した
原文(漢字読み下し)
・アワナギは 根(ね)の白山麓(しらやまと)
・チタルまで 法(のり)も通(とほ)れば
・生(う)む御子(みこ)の 斎名(いみな)タカヒト
・カミロキや
・タカミムスビの
・五代尊(ゐつよかみ) 斎名(いみな)タマキネ
・トヨウケの 姫(ひめ)のイサコと
・うきはしを ハヤタマノヲが
・渡(わた)しても 融(と)けぬ趣(おもむ)き
・融(と)き結(むす)ぶ コトサカノヲぞ
・ケタツボの 西南(つさ)のツクバの
・イサ宮(みや)に 頷(うなつ)きあみて
・イサナギと イサナミとなる
・二尊(ふたかみ)の 交(まし)わる時(とき)に
・融酒(とこみき)や 融(とこ)は経矛(とほこ)に
・子(こ)をもとむ
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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