現代語訳

ニニキネは、サカオリ宮の名をハラアサマ宮とした
 ・その装いは、黄金を飾り、タマウテナに漆で彩っている
 ・また、懸橋が滑るので、木綿の足袋を付けて足袋姿で懸橋を通る
・なおも豊かで、10万年もの間 瑞穂が上がり民は安心した日々を送っていた

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用語解説



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原文(漢字読み下し)

・君(きみ)サカオリの
・付(つ)くる名(な)も ハラアサマ宮(みや)
・装(よそお)ひは 黄金(こかね)お飾(かさ)り
・玉大殿(たまうてな) 漆彩(うるしいろと)り
・懸橋(かけはし)の 滑(すへ)れは木綿(ゆふ)の
・足袋(たひ)付(つ)けて 懸橋(かけはし)執(した)ふ
・旅姿(たひすかた)

・なお豊(ゆた)かにて
・十万年(そよろとし) 瑞穂(みつほ)上(のほ)れは
・民(たみ)安(やす)く

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります