現代語訳

・「カグツチハニヤスが生んだ子はワカムスビ※という
 ・ワカムスビは、頭に蚕と桑を生じさせ、臍からソロ(稲・実)を生じさせた
 ・また、別名をウケミタマ※という」

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用語解説

・ワカムスビ:カグツチとハニヤスから生んだ神で、頭から蚕・桑、臍からソロを生んだ。『記紀』でいうワクムスビに当たる
・ウケミタマ:ワカムスビの別名で、後にイナルカミとして祀られる。いわゆる稲荷神に当たる

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原文(漢字読み下し)

・カクツチと ハニヤスか生(う)む
・ワカムスヒ 頭(くひ)は蚕(こ)・桑(くわ)に
・臍(へそ)はソロ これウケミタマ

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります