現代語訳

・(5代目タカミムスビの斎名をタマキネといい、このときにモトアケを写した)
・「タマキネは、ヒタカミの都にアメミヲヤ※モトモト※アナミ※ミソフ※の神を祀った
 ・すると、周辺の民からはトヨケカミ(トヨケ尊)と呼ばれた
 ・トヨケは最初、ヒガシノキミ(東の君)としてトコヨ尊の皇統を受けた
 ・遂にはオオナメゴト(大嘗事)も真榊の6万の時に継ぎ、中央の君となった」

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用語解説

・アメミヲヤ:大宇宙の根源の意識であり、いわゆる創造主を指す
・モトモト:ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メの8神を指す(人の肉体生命を結ぶとされる)
・アナミ:ア・イ・フ・ヘ・モ・ヲ・ス・シの8神を指す(人の外形・骨格・臓・腑・血などを司るとされる)
・ミソフ:人の見た目を添える32神を指す

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原文(漢字読み下し)

・タカマに
・アメミヲヤ 元々(もともと)・天並(あなみ)
・三十二神(みそふかみ) 纏(まつ)れは廻(たみ)みの
・トヨケ尊(かみ)

・東(ひかし)の君(きみ)と
・道(みち)受(う)けて 大嘗事(おおなゑこと)も
・真榊(まさかき)の 六万(むよろ)に継(つ)きて

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります