現代語訳

・(アマテルは続けた)
・「食を誤れば、命を惜しまないとしても血は穢れ、故にタマノヲ※も乱れて陽元と陰元に還れなくなる
・そして、魂・魄が迷い苦しみ、人の十六万八千のモノの種でなく、獣の種を求めるようになるだろう
・そうなれば、人には転生できなくなる
・鳥も獣も月日の潤を宿さない、だがソロ(稲)は月日のウルナミである故に保存が効く
・人は元来、ナカゴ※ココロハ※(霊と霊の緒)は、日と月(陽と陰)である
・曲がらずに真直ぐ罷れば それらは共鳴し、アメノミヤヰ(陽陰の宮居)に還ろうと、獣になるのを止めるのだ」

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用語解説

・タマノヲ:魂と魄の結合を指し、心・精神などの意味合いも持つ
・ナカゴ:中心・中核・本質などの意味合いを持ち、具体的には魂+魄のことを指す
・ココロハ:中心から分岐し、他と繋がるものを指す

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原文(漢字読み下し)

・誤(あやま)らは たとえ命(いのち)は 
・惜(お)しまねと 血(ち)穢(けか)れ故(ゆえ)に
・霊(たま)の結(を)も 乱(みた)れて元(もと)に
・還(かえ)らねは 魂(たま)・魄(しゐ)迷(まよ)ひ
・苦(くる)しみて 獣(けもの)の種(たね)を
・合(あ)い求(もと)む

・鳥(とり)も獣(けもの)も
・月日(つきひ)無(な)し ソロは月日(つきひ)の
・潤波(うるなみ)そ 故(ゆえ)に堪(こた)ふる

・人(ひと)は元(もと) 中子(なかこ)・心派(こころは)
・日月(ひつき)なり 直(す)くに罷(まか)れは
・合(あ)ひ応(こた)え 陽陰(あめ)の宮居(みやゐ)に
・還(かえ)さんと 獣(けもの)になるお
・止(とと)むなり

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります